スポンサーサイト

0
    • 2011.01.04 Tuesday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    ★このミステリーがすごい(2007年)第1位 おすすめのミステリー小説『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)

    0
      JUGEMテーマ:ミステリ


      平山夢明おすすめミステリー小説、お奨めの平山夢明のミステリー小説。平山夢明の名作ミステリーの面白い作品。

      おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)だ。

       

      ●このミステリーがすごい(2007年)
           ↓
      第1位『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)

      ●日本推理作家協会賞を受賞

       

      タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。

      彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。

      学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。

      限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。

       

      ●平山 夢明

      1961年、神奈川県生まれ。
      ’96年、『SINKER―沈むもの』で小説家としてデビュー。
      2006年には、「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞を受賞。
      同作を表題作とした短編集が「このミステリーがすごい!」2007年版で第1位に輝くなど、高い評価を得た。
      数多くの連載を抱えながら、映画を始め、他メディアへも活躍の場を拡げている。

       

      「メルカトル図法」って、覚えていますか?

      小学校で習った「地図の形態の一種」ですね。


      特異な題名以上に、読者に新鮮な驚きを与える衝撃的な短編集。

      9つの短編を収めているのだが、一作毎に趣向が凝らされ、様々な形で恐怖と戦慄を与えてくれる。

      ただし、読者を選ぶことは間違いない。


      無垢な少年少女が、過酷な現実に直面する事によって自らも"優しさ"を喪失し、人間としての一線を越えてしまう話。

      一見、単なるスプラッター・ホラーに見せかけた巧緻な構成を持つ作品。近未来の統制社会を舞台にしたSF風の作品ながら、捻りを凝らして人間の持つ"優しさと酷薄さ"を対比させた作品。

      「羊たちの沈黙」のパロディの様な体裁ながら、これも捻りを凝らした作品。

      更に、「地獄の黙示録」のパロディめいた内容を、初期の筒井のドタバタSF風に描いてみせた作品。

      「地図」を物語の語り手にして、その持ち主の所業を徐々に明かして行く作品等々。

      多様な作風とストーリー・テリングの巧みさに驚かされる。


      全体として、ある一線を越えてしまった人々の狂気・喪失感を巧みに描いている感じがする。

      越えるキッカケは、家庭環境、食欲、肉体的暴力、強迫観念、金銭欲、フトした原因で犯した最初の殺人等。


      作品毎に文体を完全に変えているのも特徴的。

      ワザとたどたどしく書いてあるもの、緊迫感に溢れた筆致のもの、静謐感が漂うもの、サンバのリズムが似合うもの。

      そして、本作の特徴とも言える極度に醜悪な描写。

      これは本当にリアルに描いてあり、読む方によっては生理的嫌悪感を覚えるかも知れないと心配される程。

      これまで作者の作品を読んでいなかった事が悔やまれる、そんな秀逸な短編集。


      チャレンジしてみますか?


      【アマゾン】

      『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)
        ↓

      独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)






      【楽天】

      『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)
        ↓
      【送料無料】独白するユニバーサル横メルカトル





      ★このミステリーが面白い、このミステリがおもしろい、おすすめの傑作ミステリー小説、最新の現代ものから古典的名作ミステリー小説、名作推理小説まで200冊以上のサイト★
            ↓
      このミステリーがおもしろい。面白いおすすめの傑作ミステリー小説200冊以上のサイト



      ★2010年「このミステリーがすごい」第9位:『龍神の雨』道尾秀介(著)

      0
        JUGEMテーマ:ミステリ



        『龍神の雨』道尾秀介(著)


        このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。

        道尾秀介おすすめミステリー小説、お奨めの道尾秀介のミステリー小説。道尾秀介の名作ミステリーの面白い作品。

        おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『龍神の雨』道尾秀介(著)だ。


        2010年「このミステリーがすごい」第9位。

        本書『龍神の雨』は大藪春彦賞(第12回)を受賞した作品。


        ■道尾 秀介

        1975年生まれ。
        2004年、『背の眼』で第五回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
        2005年に刊行した『向日葵の咲かない夏』で注目を浴び、2007年には、『シャドウ』で、第七回本格ミステリ大賞を受賞した。
        ミステリの技法を駆使して、人間の深層心理を巧みに描き出す手腕は、高く評価されている


        人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。

        そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。

        最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。


        台風の夜に起きた殺人事件を巡って、二組の兄弟が絡み合うミステリ。

        この著者の作品はどれも序盤にミスリードを誘って後半にどんでん返しという展開なのだが、それが分かっていても見事に騙されてしまう上手さがあり、この作品でもやっぱり騙されてしまった。

        真相が明らかになった後半は展開が加速して最後まで一気に読んだ。

        事件の裏側には、兄が妹を大事にする気持ちや弟が兄を気遣う様子など、家族への愛が溢れていたが、ちょっとしたボタンの掛け違いが引き起こしてしまった不幸な事件だった。


        初めてこの人の本を読む人は見事に騙されて下さい。

        読み応え充分!


        読者の想像力を掻き立てる一書だった。

        からっとした天気のもとでは臨場感を伴わないか、雨の日を待って読んでみるのも一興だろう。


        雨という天候(自然条件)のなかで生じる出来事。

        <家族>のあり方という普遍的問いに真正面から取り組んだ力作。

        家族だからこそ信じられるのか、いや家族であるがゆえに信じられないのか。

        そもそも何をもって家族とみなすのだろうか、衣食住をともにすれば家族足りうるのか、それとも・・・。


        本書を読み進めていくと、ついついそんなことを考えてしまう。

        結論は1つではないだろうし、人によって捉え方は違う。

        しかしやはり家族は大事にしたい。

        雨によって翻弄される2つの家族像をリアリティに富む内容で描き出す作風はさすがというべきか。

        「人間の深層心理に切り込む」姿勢に刺激を受けた。雨の日には読み返したくなる自分がいるような気がする。

          
        本書の具体的な内容はむしろ「書かない」ほうが妥当であろう。

        とにかく一読を推奨したい。

        【アマゾン】
        『龍神の雨』道尾秀介(著)
          ↓
        龍神の雨
         




        【楽天】『龍神の雨』道尾秀介(著)
          ↓
        【送料無料】龍神の雨

        【送料無料】龍神の雨

        【送料無料】龍神の雨

        価格:1,680円(税込、送料別)






        ★おすすめの面白い名作ミスーテリ、傑作ミステリー小説が200冊以上のサイト★
             ↓
        http://horaimystery.web.fc2.com/index.html





        ★2010年「このミステリーがすごい」第8位:『暴雪圏』佐々木譲(著)

        0
          『暴雪圏』佐々木譲(著)
          このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。
          佐々木譲おすすめミステリー小説、お奨めの佐々木譲のミステリー小説。佐々木譲の名作ミステリーの面白い作品。
          おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『暴雪圏』佐々木譲(著)だ。

          2010年「このミステリーがすごい」第8位。

          佐々木 譲
          1950年北海道生まれ。
          自動車メーカー勤務を経て、79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。
          90年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞する。
          歴史小説も手がけ、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞

          最大瞬間風速32メートル。
          十勝平野が十年ぶりの超大型爆弾低気圧に覆われた日の午後、帯広近郊の小さな町・志茂別ではいくつかの悪意が蠢いていた。
          暴力団組長宅襲撃犯、不倫の清算を決意した人妻、冴えない人生の終着点で職場の金を持ち出すサラリーマン…。
          それぞれの事情を隠した逃亡者たちが辿りついたペンション・グリーンルーフで、恐怖の一夜の幕が開く。
          すべての交通が遮断された町に、警察官は川久保篤巡査部長のほかいない―。
          超弩級の警察小説。

          読んでいるだけで「寒くなる」風景描写が続く(新潟産まれの僕にはよくわかる)。
          そんな吹雪の中で人生を迷う人たち。

          冒頭の雪で遭難した小学生のくだりが胸を揺さぶった。
          この小説は、強盗殺人犯と元刑事の巡査部長の対決のお話ではない。
          爆弾低気圧が引き起こす猛吹雪に人々が翻弄され、ある人は命を落としまたある人は希望を見つけたりするそんなお話だ。
          風速30mを超す冬の嵐の前では人はあまりにも無力だ。
          ひどい嵐の中の積雪50cmにどれだけ人が絶望してきたかを、この作品を読むだけで垣間見ることができる。
          暴雪圏とそこに生きる人々の営みや思いを、強盗殺人・不倫・多重債務者などの仕立てで、見事に一つの小説にした筆者に賞賛の拍手を送りたい。
          猛吹雪の中、自分の運転する車が路肩に転落して、携帯で119番や110番に電話がつながって、助けを呼んでも誰も助けに来てくれない恐怖。
          じわじわと交通網が遮断されていく閉塞感。
          ほんとに雪国って怖いんですから!
          隣近所でもおきていそうな人間の機微をテンポよく描き、それでいて、シリーズでは実直で勤勉な主人公の活躍シーンも登場してうまく収まった感じが印象的だった。

          作者、佐々木譲のこれ以上ないであろう巧みなプロットと文書構成、まさに油が乗り切っている、旬な作家が描いた極上の一冊であろう。


          【アマゾン】
          『暴雪圏』佐々木譲(著)
            ↓
          暴雪圏
           




          【楽天】
          『暴雪圏』佐々木譲(著)
            ↓
           ●【送料無料】暴雪圏


          【送料無料】暴雪圏

          【送料無料】暴雪圏

          価格:1,785円(税込、送料別)





          ★おすすめのミステリー小説200冊以上のサイト★
               ↓
          http://horaimystery.web.fc2.com/index.html

          ●村上春樹のおすすめの本●
            ↓
          http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html



          JUGEMテーマ:ミステリ
           




          ★2010年「このミステリーがすごい」第7位:『仮想儀礼』篠田節子(著)

          0
            このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。
            篠田節子おすすめミステリー小説、お奨めの篠田節子のミステリー小説。篠田節子の名作ミステリーの面白い作品。
            おすすめミステリー作家のオススメ面白いサスペンス、おもしろい傑作お勧めサスペンス小説は『仮想儀礼』篠田節子(著)だ。

            2010年「このミステリーがすごい」第7位。
             
            篠田 節子
            東京都生まれ、東京学芸大学卒。
            1990年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞。
            97年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞を、『女たちのジハード』で直木賞を受賞。

            信者が三十人いれば、食っていける。
            五百人いれば、ベンツに乗れる―
            作家になる夢破れ家族と職を失った正彦と、不倫の果てに相手に去られホームレス同然となった矢口は、9・11で、実業の象徴、ワールドトレードセンターが、宗教という虚業によって破壊されるのを目撃する。
            長引く不況の下で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕らえられ、若者は退屈しきっている。
            宗教ほど時代のニーズに合った事業はない。
            古いマンションの一室。
            借り物の教義と手作りの仏像で教団を立ち上げた二人の前に現れたのは…。
            二十一世紀の黙示録的長篇サスペンス。
             
            新興宗教団体の虚実を描き切った力作。
            ただただ金儲けのためだけに作られた宗教団体が、いかにして発展し、かつ、崩壊してゆくのか、教祖の心の動きを中心に描いている。
            作られた虚構でしかない団体が、信者を集め、その信者の盲信のゆえに、教祖の手を離れて暴走してゆく‥‥。
            これと並行して、この団体を取り込もうとしたり取り潰そうとする外部の暗躍が。
            非常にスリリングな展開が綴られてゆく。

            宗教法人の会計のしくみなどを十分に取材していなければ意外と描けないような、そういった場面も出てくる。
            また、行政の福祉関係の職員だった作者の体験が活かされているのではないか、という場面も、ところどろに効果的にちりばめられている。
            いわば、社会的弱者がいかにして新興宗教団体に取り込まれてゆくか、ということをも描いているのだ。
            むしろ、そこが本書の言わんとしているところなのかもしれない。
            一気に読ませるだけの力がある。
            いわゆる「カルト宗教団体」はこのように作られてゆくのかもしれないな、と思わせる、そんなリアルさにも満ちた作品となっている。

            21世紀的サスペンス。

            【アマゾン】
            『仮想儀礼』篠田節子(著)
              ↓
            仮想儀礼〈上〉





            【楽天】
            『仮想儀礼』篠田節子(著)
              ↓
             ●【送料無料】仮想儀礼(上)
             
            【送料無料】仮想儀礼(上)

            【送料無料】仮想儀礼(上)

            価格:1,890円(税込、送料別)





            ★おすすめの面白い名作ミスーテリ、傑作ミステリー小説が200冊以上のサイト★
                 ↓
            http://horaimystery.web.fc2.com/index.html

            ●村上春樹のおすすめの本●
              ↓
            http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html




            JUGEMテーマ:ミステリ
             


            ★2010年「このミステリーがすごい」第6位:『粘膜蜥蜴』飴村行(著)

            0

               このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。

              飴村行おすすめミステリー小説、お奨めの飴村行のミステリー小説。飴村行の名作ミステリーの面白い作品。

              おすすめミステリー作家のオススメ面白いホラー、おもしろい傑作お勧めホラー小説は『粘膜蜥蜴』飴村行(著)だ。


              2010年「このミステリーがすごい」第6位。


              国民学校初等科に通う堀川真樹夫と中沢大吉は、ある時同級生の月ノ森雪麻呂から自宅に招待された。

              父は町で唯一の病院、月ノ森総合病院の院長であり、権勢を誇る月ノ森家に、2人は畏怖を抱いていた。

              〈ヘルビノ〉と呼ばれる頭部が蜥蜴の爬虫人に出迎えられた2人は、自宅に併設された病院地下の死体安置所に連れて行かれた。

              だがそこでは、権力を笠に着た雪麻呂の傍若無人な振る舞いと、凄惨な事件が待ち受けていた…。


              デビュー作「粘膜人間」に続くシリーズ第2弾。
               
              とは言え前作と直接的な関連があるわけではないので独立して読んでも全く問題ありません。
               
              物語の設定が軍国主義による支配が続く戦時下の「日本」であることと異形の「人外」が当り前のように我々と共存している世界。

              その設定は前作を踏襲しております。


              前作はとにかく「変なお話」の印象が強い作品で、よもや第2弾があるとは思ってもみませんでした。

              で、今回本作を読んで感じたのは「やっぱり変」だということ(笑)。

              ですが前作以上に「奇妙な味」がきちんと確立されていて、これはこれで魅力的です。

              今回も3篇から成る連作ですが、先行するパートに後篇のエピソードが組込まれていたり、意外な結末に至る伏線があちこちに散りばめられているなど、前作より格段に構成が練られていて最後まで飽きずに読めます。


              猟奇色は今回も健在ですがエログロ度は前作より(若干)トーンダウン。

              しかし本作が前作より上出来なのは何より主人公の色づけに工夫があるからだと見ました。

              第一・三話の月ノ森雪麻呂、第二話の間宮勝一、この両者は共に性格が破綻しているだけでなく強大な権力を嵩にきた傍若無人な振舞いで他の登場人物たちを阿鼻叫喚の修羅場に巻き込む訳ですが、いづれもなぜだか憎めないところがあります。

              それは妙に人間臭い所であったり年相応の子供らしさであったりするわけです。

              本作ではそんな彼等が各々の無体な行為に対して何らかの報いを受ける顛末が描かれているわけで意外と健全な(?)お話になっております。

              それもあってでしょうか。

              意外とさっぱりとした後味になっておりますのでご安心を。

              【アマゾン】
              『粘膜蜥蜴』飴村行(著)
                ↓
              粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)





              【楽天】『粘膜蜥蜴』飴村行(著)
                ↓
              【送料無料】粘膜蜥蜴
               

              【送料無料】粘膜蜥蜴

              【送料無料】粘膜蜥蜴

              価格:700円(税込、送料別)






              ★おすすめの面白い名作ミスーテリ、傑作ミステリー小説が200冊以上のサイト★
                   ↓
              http://horaimystery.web.fc2.com/index.html


              ●村上春樹のおすすめの本●
                ↓
              http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html




              ★2010年「このミステリーがすごい」第5位:『犬なら普通のこと』矢作俊彦(著)

              0

                 このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。

                矢作俊彦おすすめミステリー小説、お奨めの矢作俊彦のミステリー小説。矢作俊彦の名作ミステリーの面白い作品。

                おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『犬なら普通のこと』矢作 俊彦 (著), 司城志朗 (著)
                 だ。


                2010年「このミステリーがすごい」第5位。

                 

                矢作・司城ゴールデンコンビ、25年ぶりの新作にして最高傑作。

                人を殺すのは疲れる。

                犬のような人生を変えるためでも。

                行き詰まったヤクザ者たちが2億円を賭けて沖縄を這い回る。

                暑熱の沖縄。

                ドブを這い回る犬のような人生。もう沢山だ――

                ヤクザのヨシミは、組で現金約2億円の大取引があると知り、強奪計画を練る。

                金を奪ってこの島を出るのだ。

                だが襲撃の夜、ヨシミの放った弾は思いがけない人物の胸を貫く。

                それは、そこにいるはずのない組長だった。

                犯人探しに組は騒然とし、警察や米軍までが入り乱れる。

                次々と起こる不測の事態をヨシミは乗り切れるのか。

                血と暴力の犯罪寓話。

                 

                沖縄を舞台に、うだつのあがらないヤクザが一攫千金を狙って勝負に出るが、計画は頓挫し、更なる混沌を招いていく、と言う話。

                アメリカ軍(ヤンキーマフィア)や公安警察も入り乱れ、ドラマは目まぐるしくラストに向かっていく。

                途中ダレる部分もあったと思うが、最後の壮絶な戦いがそれを打ち消す。

                沖縄を舞台にしたノワール小説で、銃の仕掛け等の描写も興味深かったし、アクション小説が好きならお勧めの作品。

                 

                本作は、馳星周あたりが描きそうなヤクザ、麻薬取引、騙し合いと言ったドロドロした話が、同氏特有というべきか、舞台を沖縄に設定したおかげか、結構楽しく<カラカラ>と描かれており、一夜にして、これだけの人数が撃ち殺されたにしては、読後感は悪くないです。

                途中,クスクス笑える所あり、銃撃戦は迫力あり、やけくその中年、若者のはじけぶり(この主人公二人の関係が「傷だらけの天使」の修と亨のもじりみたいな...) あり。

                最後のオチも用意されており、(後に特に残ることもないが、)それでも十分なエンターテイメント小説として楽しめた次第です。



                【アマゾン】
                『犬なら普通のこと』矢作俊彦(著)
                  ↓
                犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド)





                【楽天】
                『犬なら普通のこと』矢作俊彦(著)
                  ↓
                【送料無料】犬なら普通のこと


                【送料無料】犬なら普通のこと

                【送料無料】犬なら普通のこと

                価格:1,575円(税込、送料別)








                ★おすすめの面白い名作ミスーテリ、傑作ミステリー小説が200冊以上のサイト★
                     ↓
                http://horaimystery.web.fc2.com/index.html


                ●村上春樹のおすすめの本●
                  ↓
                http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html



                ★2010年「このミステリーがすごい」第3位:『Another』綾辻行人(著)

                0
                  JUGEMテーマ:ミステリ

                  このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。

                  綾辻行人おすすめミステリー小説、お奨めの綾辻行人のミステリー小説。綾辻行人の名作ミステリーの面白い作品。

                  おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『Another』綾辻行人(著)だ。


                  2010年「このミステリーがすごい」第3位。


                  その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。

                  1998年、春。

                  夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。

                  不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。

                  そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?

                  秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。


                  その学校の、そのクラスにはある「呪い」がある。

                  避けられない死の連鎖に挑む少年少女の運命は--

                  新本格の旗手が満を持しておくる、戦慄の青春ホラー。


                   
                  学園ミステリーホラーで、主人公の少年が転校して入ったクラスの三年三組にだけ起こる怪奇現象。

                  そしてジンクス。
                   
                  謎のクラスメート見崎鳴(みさきめい)。
                   
                  沢山の不気味で美しい人形たちは、人形作家「天野可淡(あまのかたん)」 の人形を連想させる。

                  ホラー的なグロい描写もあって気に入りました。
                   
                  なんといっても「見崎鳴」が謎めいてて凄く気になり、 ぶ厚い本ですが、3日で読んでしまいました。

                  この作品は2006年から書かれただけあって、あとから読んだ「館シリーズ」たちとは違って最近っぽい感じです。

                  怪談、ホラー、ミステリー、学園ものが好きなら楽しめると思います。
                   
                  これを読んで綾辻のファンになりました。

                   

                  「面白かった!」と思える作品でした。

                  最初はページ数の厚さに「時間がかかりそう」と思ったのですが……

                  いざ読み進めると先へ先へと、気づけば1日もかからず読み終えてしまいました。


                  決して読み飛ばすような内容では無くむしろ、とても読みやすい作品でした。

                  情景が鮮明に思い浮かぶくらい内容がスッと頭の中に入るような文章。

                   

                  全体的にホラーとサスペンスに所謂ジュヴナイルっぽい感じが各少々といった雰囲気がありました。(あくまで私的意見ですが)

                  三年三組に降りかかる《呪い》と噂される謎の現象。

                  居ない筈なのに居る《もう一人の誰か》

                  一体誰が?

                  何故?

                  次はどうなる?

                  という不安感や疑心感は少し背筋が涼しくなるような、ちょっと不気味な感覚すらしました。


                  そういったホラー感の味付けがなされたミステリーが完成しており、読者はそれを堪能すればよい、一級のエンターテイメント小説です。


                  【アマゾン】
                  『Another』綾辻行人(著)
                    ↓
                  Another





                  【楽天】『Another』綾辻行人(著)
                    ↓
                  【送料無料】Another
                   

                  【送料無料】Another

                  【送料無料】Another

                  価格:1,995円(税込、送料別)



                  ★面白い、おもしろい、おすすめの傑作ミステリー小説、最新の現代ものから古典的名作ミステリー小説、名作推理小説まで200冊以上のサイト★
                       ↓
                  このミステリがおもしろ。面白いおすすめの傑作ミステリー小説200冊以上のサイト
                   

                  ●村上春樹のおすすめの本●
                    ↓
                  村上春樹のおすすめの本





                  ★2010年「このミステリーがすごい」第1位:『新参者』東野圭吾(著)

                  0
                    JUGEMテーマ:ミステリ

                     東野圭吾おすすめミステリー小説、お奨めの東野圭吾のミステリー小説。東野圭吾の名作ミステリーの面白い作品。

                    おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『新参者』東野圭吾(著)だ。


                    2010年「このミステリーがすごい」第1位。


                    立ちはだかるのは、人情という名の謎

                    日本橋の片隅で発見された四十代女性の絞殺死体。

                    「なぜ、あんなにいい人が」と周囲は声を重ねる。

                    着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、未知の土地を歩き回る。

                    「この町のことを思い浮かべるだけで、忽ち様々な人間が動きだした。そのうちの一人を描こうとすると、そばにいる人々の姿も描かざるをえなくなった。まる でドミノ倒しのように、次々とドラマが繋がっていった。同時に謎も。最後のドミノを倒した時の達成感は、作家として初めて味わうものだった」――東野圭吾


                    東野圭吾作品の中でも、「加賀恭一郎シリーズ」はかなり好きなので、迷わず購入しました。

                    この小説の舞台は日本橋。

                    その一角で起こった絞殺事件を調べるべく、着任したばかりの加賀刑事は日本橋界隈のさまざまな場所に出向いていきます。

                    ただし、「営業マンの上着」から始まり、加賀刑事の見事な洞察力はそれまでの作品同様に見ることができますが、事件そのものの真相は、それほどビックリするようなものではありません。

                    しかしそれよりも印象深いのが、日本橋界隈の人々や、加賀刑事自身が見せる「人情」です。


                    全九章ありますが、第一章〜第八章までそれぞれ、加賀が訪れる日本橋の8か所が舞台となっています。

                    そして事件の調査のために訪れた加賀が、その手掛かりをつかむ様子だけでなく、彼の働きによってそこに隠されていた人々の「大切な人への想い」が前面に出てきたり、通い合っていなかった心と心が再び交流を始める様子などが描かれ、読んでいて非常に心温まりました。

                    どれも事件の解決に向けての「通過点」の一つに過ぎないのですが、結末が非常によく、それぞれの章がエピソードとして独立して成り立っています。

                    そして第九章のラストも、「心を通わせていたつもりが実はそうでなかった」という点では非常に考えさせられました。

                    最後に、加賀恭一郎シリーズはこれの前に、

                    『卒業 雪月花殺人ゲーム』★
                    『眠りの森』★
                    『どちらかが彼女を殺した』
                    『悪意』★
                    『私が彼を殺した』
                    『嘘をもうひとつだけ』
                    『赤い指』★

                    以上があります。

                    もちろんそれぞれ別の事件を扱っていますから、単独でも十分楽しめるのですが、他のシリーズ作品(特に★印)を読むと、加賀刑事の人物像がよくわかりますので別の楽しみ方ができます。



                    【アマゾン】
                    『新参者』東野圭吾(著)
                      ↓
                     ●新参者




                    【楽天】『新参者』東野圭吾(著)
                      ↓
                     ●【送料無料】新参者
                     

                    【送料無料】新参者

                    【送料無料】新参者

                    価格:1,680円(税込、送料別)




                     


                    ★おすすめのミステリー小説100冊以上のサイト★
                         ↓
                    http://horaimystery.web.fc2.com/index.html


                    ●村上春樹のおすすめの本●
                      ↓
                    http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html



                    ★宮部みゆきのおすすめミステリー小説 おすすめ宮部みゆき面白いミステリー小説『魔術はささやく』宮部 みゆき著

                    0

                      宮部みゆきおすすめミステリー小説、おすすめ宮部みゆきミステリー小説。

                      面白いおすすめの傑作ミステリーは『魔術はささやく』宮部 みゆき著だ。


                      日本推理サスペンス大賞受賞作品。

                      宮部みゆきの初期作品の中では最高傑作。


                      それぞれは社会面のありふれた記事だった。

                      一人めはマンションの屋上から飛び降りた。

                      二人めは地下鉄に飛び込んだ。

                      そして三人めはタクシーの前に。

                      何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。

                      さらに魔の手は四人めに伸びていた…。

                      だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。

                       

                      宮部さんならではの盛りだくさんの構成と登場人物で読者を満足させてくれます。
                       
                      法の網を潜り抜けて、犯罪などとは全く関係ないと言うような顔で過ごしている人たちにも、罪悪感という下意識に刻み込まれているものまでは、消し去ることがでずきないというのも業だと思いました。

                      そんな罰されない犯罪者をその下意識に働きかけることによって自殺という形で罰してしまうのだから、これはまさに魔術でしょう。
                       
                      自殺の謎が明らかになるにしたがって、も一つの真相が分かってきます。

                      お楽しみに・・・。


                      宮部みゆきの初期の作品であり傑作ミステリー。

                      都合の良い設定や未熟な部分もありますが、 何と言っても宮部さんの長所である登場人物の描写が秀逸です。

                      登場人物が物語の中で生きています。

                      最初は、ミッシングリンク物か、なかなか魅力的だけど、 ちょっとありきたりかな、と思って読み進めました。

                      ところが、事件そのものは作品の中盤でほぼ解決してしまうんですね。

                      そして、それからがこの作品の本題となります。

                      単なる謎解きのミステリーでは無く、人間を書こうという作者の思いが伝わってきます。

                      長編でありながら比較的コンパクトにまとまっていて、とりあえず宮部作品の何たるかを知るには、格好の1冊と思われます。


                      最後も(いい意味で)驚愕でした。

                      著者に脱帽です。

                      頭が上がりません。




                      ●アマゾン『魔術はささやく』宮部 みゆき著
                       ↓
                      http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101369119/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


                      【送料無料】魔術はささやく

                      http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/012954b2.d060b6a3.039b6066.8dbbcd9f/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f575240%2f%3fscid%3daf_ich_link_mail&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f10407188%2f



                      ★おすすめの面白い名作ミスーテリ、傑作ミステリー小説が200冊以上のサイト★
                           ↓
                      http://horaimystery.web.fc2.com/index.html


                      ●村上春樹のおすすめの本●
                        ↓
                      http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html

                       


                      ★面白いおすすめ傑作ミステリー小説「理由」宮部 みゆき

                      0
                        JUGEMテーマ:ミステリ

                         面白いミステリー。

                        驚愕のおすすめ傑作ミステリー小説『理由』宮部 みゆき (著)

                         

                        事件はなぜ起こったか?

                        殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。

                        東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。

                        室内には中年男女と老女の惨殺体。

                        そして、ベランダから転落した若い男。

                        ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった…。

                        ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。

                        バブル期の高級マンションとローンの焦げ付き, 競売と占有屋という社会の変動を背景とした事件の真相を迫っていき, 後半では事件の裏に見え隠れする家族というシステムの崩壊が描かれている.


                        この作品のテーマは犯人探しや謎解きではなく, 事件の当事者たちや社会背景にある事情であって,まさに「理由」がテーマなのである.


                        当事者たちのインタビューという形式で, それぞれがときに視野狭窄的な,ときに身勝手な言い分が主張されるのもリアリティを増している.

                        真相に至るプロセスと社会の縮図を描くという文学性が高い水準でバランスした作品.

                        登場人物が非常に多いが、混乱することは全くなく一気に読めた。通勤時間を利用して2日で読み終えた。


                        この小説の魅力は、ルポルタージュの形式で語られる多くの人々の息遣いである。

                        登場人物はいずれも、どこかが上手くいかない、不器用な人たちばかりである。

                        勉強や仕事がそこそこできる人、そこそこ感じの良い人はいるが、能力を有効に生かしてかっこよく生きられそうな人はいない。

                        そしてその誰もが、家族に関わる厄介なしがらみを抱えている。

                        悲惨な事件の舞台となったおしゃれなマンションのイメージからは程遠い、前近代の湿っぽい臭いを漂わせた人たちばかりがこれでもかというほど登場する。

                        考えてみればこれは無理からぬ話かもしれない。

                         

                        しがらみから逃れようと夢中でもがくうちに、バブル期に小金を持ってドライで清潔な都会の暮らしに足を踏み入れることができたのだろう。

                        「家族の絆」などという甘い言葉では呼びたくない、しがらみと適度に付き合う(絡まって身動きがとれなくなったり、無理に断ち切ったりすることなく)ことの難しさを考えさせられた。

                        そして、そのなかでささやかな希望なのが、親や祖父母たちのしがらみに振り回されながらも、健気に地に足をつけて生きようとするタワーマンションの少年小糸孝弘と、宿泊所の少女、片倉伸子である。



                        【アマゾン】
                        「理由」宮部 みゆき
                         
                        理由 (新潮文庫)





                        【楽天】「理由」宮部 みゆき

                         ●理由


                        理由

                        理由

                        価格:900円(税込、送料別)





                         



                        ■アマゾンの宮部みゆき一覧
                           ↓
                        宮部みゆきの作品一覧(アマゾン)


                        ■楽天の宮部みゆき一覧
                           ↓
                        宮部みゆきの作品一覧(楽天)



                        ★面白いおすすめの傑作ミステリー小説100冊以上のサイト★
                             ↓
                        http://horaimystery.web.fc2.com/index.html


                        ●村上春樹のおすすめの本●
                          ↓
                        http://jyunhikobook.web.fc2.com/index.html










                        calendar
                         123456
                        78910111213
                        14151617181920
                        21222324252627
                        28293031   
                        << May 2017 >>
                        PR
                        ブログランキング
                        何がでるかお楽しみに!
                          ↓
                        blogram投票ボタン
                        selected entries
                        categories
                        archives
                        recent comment
                        • ★このミステリーがすごい(2007年)第1位 おすすめのミステリー小説『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)
                          みっくみく (08/27)
                        • ★このミステリーがすごい(2007年)第1位 おすすめのミステリー小説『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)
                          ばいきんまん (06/13)
                        • ★このミステリーがすごい(2007年)第1位 おすすめのミステリー小説『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)
                          豚村 (06/12)
                        • ★2010年「このミステリーがすごい」第9位:『龍神の雨』道尾秀介(著)
                          だいちゃん (04/04)
                        • ★このミステリーがすごい(2007年)第1位 おすすめのミステリー小説『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)
                          たくや (03/26)
                        • おすすめのミステリー小説「悪の教典」貴志 祐介
                          地獄耳 (02/25)
                        links
                        profile
                        search this site.
                        others
                        mobile
                        qrcode
                        powered
                        無料ブログ作成サービス JUGEM